Archive for 4月, 2009
静寂を作るということ
「静寂(静粛)の練習」とい うモンテッソーリ教育の活動があります。
モンテッソーリ教育の中では、【日常生活の練習】の“運動の調整”に分類されます。
これは、モンテッソーリ博士がある日「子どもは静けさという神秘的で単純なことを愛する」という発見を したことから生まれたレッスン(活動)です。自己を抑制する力や、落ち着き・忍耐力を育む狙いがあります。家で親子だけの時も、幼稚園など大勢の子どもがいる場面でもどちらでも静寂練習は行えます。
「ゆったりと椅子に座って手を膝の上におこうね」と声をかけ、静寂に誘います。音を立てないで椅子から立つ見本・静かに座る見本を示して、実践させてみます(大勢の場合は、皆が見守る中ひとりずつ実践)。
そして静寂を楽しんだり、発展的には目を閉じて外の小鳥のさえずり・風の音・雨の音を聞いたり、室内の時計の秒針のかすかな音を聞いたり、先生の出す音(例えば本をめくる音)を当てるということをしたりします。
子ども達は最初は訳も分からず目を閉じて静けさを保っていたのが、次第にそれまで意識したことのなかった音が聞こえたり、自分自身が騒音を生み出していた事実、そして「静寂は作れるものだ」ということに気付くでしょう。ここがたぶん子ども達の興味のポイント。
「え?子どもが静寂を好むの?」と初めは懐疑的だった私も、子どもが小さかったある日静寂に誘ってみたら、意外に子どもがノリ気だったので驚きました。お友達と電車に乗ってお出かけ中にわいわい騒ぎ出したときにも、「静かにして周りの音を聴いてみよう」と誘うと効果的でした。子ども達は騒がしいのが好きなのではなく、静寂が作れるものだと知らないだけなんですね。
カトリックの幼稚園では、お祈りの時間には空気がピンと張り詰めたように静寂が保たれています。また、モンテネのしろいこどもキッチンをお手伝いに行ったときも、静寂の中で、気持ちの切り替えのための線上歩行を楽しげに実行している子ども達の様子を目の当たりにしました。
いつもはあんなに元気な子どもたちが自ら静寂を楽しんでいる姿、秩序を好んでいる姿。興味深いです。
鍵、好きですか?
こんにちは、さくらです。

突然ですが、お子さん達は「鍵」好きですか?
我が家の子ども達は、2歳前後の頃に鍵が大好きな時期がありました。
私のキーホルダーを、いつの間にか手に持って、振ったり、ジャラジャラ鳴らしたり、一つ一つしげしげと眺めたり。
そして、自分で扱えるくらいになると、家の鍵を開けたがりました。
そうそう、自転車の鍵などにも、興味を持っていたっけ。
…そんなことを思い出したのは、先日行った100円ショップで、さまざまな鍵が売られていたからです。
当時、100円ショップが台頭してきた頃でしたが、鍵などは無かったように思います。
加えてその頃は、子どもの活動に使える物を、ゆっくり物色している余裕も無かったですしね。
今回は、1歳くらいのお子さんに、何か面白い活動を紹介しよう!と思い、探しながらの時だったので、目に入ったのかもしれません。
もちろん安価ですから、きちんとした鍵というわけにはいきませんが、チェーンのもの、錠前のもの、結構な数の種類が揃っています。
もし鍵にはまっている時期ならば、まずはこんな活動をしてみてはいかがでしょう。
☆合うカギはどれかな?
<準備>
・同じ形の箱を2つ用意します。
・片方には、鍵を開けた状態の、チェーンやその他の鍵を3-4種類入れておきます。
・もう片方には、それに合う鍵をバラにして、入れておきます。
<見本の見せ方>
・「鍵がかかるのを探してみるね」と声を掛けて、1つ取って鍵を差し込んでみます。
・鍵が掛けられたら「合っているね」、違っていたら「違うね」といって、箱の外に置きます。
・全部、できたら「やってみる?」と聞いてあげましょう。
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ちなみに、我が家には、プラスティックのきれいな色の鍵のオモチャがありましたが、子ども達は本物にこだわっておりました。
そうそう、本物の鍵で遊ばせていると、なぜか紛失してしまう事がありますので注意!
子どもは、ブラックボックスの入り口を知っているのですね、きっと。
子ども専用で、いつでも遊べる鍵を、環境に準備することで、双方ハッピーとなるはずです。
さくら
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アイロンビーズが散らばっちゃった、その時・・・
やりかけのアイロンビーズにうっかり肘が当たって床に散らばっちゃったこと、ありますよね?娘のアイロンビーズへの興味は間隔をあけて訪れますが、その都度違うのはその後の対応です。
他人事のように見てみぬ振りをする時もあれば(怒)、助けて~と援助を求める時もあれば、黙々と拾う時もあります。今は、黙々と拾う時期。
モンテッソーリ博士は、貧しい子の施設で子どもらが机の下のパンくずを黙々と拾っている姿を見て、「子どもたちは卑しくてパンくずを拾っているのではなく、指先を使って何かをつまんで随意筋を鍛えたいという欲求から拾っているのだ」と考察しました。一方で同じ場所に居合わせた家政婦は、「卑しい。汚らしい。」と見向きもしなかった、というエピソードがあります。
でも、娘はもう6歳。「指先を使って何かをつまんで随意筋を鍛えたい」という時期を過ぎています。はて? 続きを読む »



















