ママが先生♪家庭でできる幼児教室幼児教育

子どもだけの特別な行動

yukiko全年齢


yukikoです。

たっち・赤ちゃん

今日は「幼児の秘密」を見ていきましょう。
(マリア・モンテッソーリ著 日本モンテッソーリ教育綜合研究所発行)

P109に「人格の置き換え」という章があります。

大人が子どもの身代わりをするのは、子どもの代わりに何かをする
ときだけではありません。
自分の意志を子どもの意志に置き換えることによって、
大人の意志を子どもに浸透させることも可能です。
そうなると、行動しているのはもはや子どもだけではなく、子どものなか
にいる大人だということになります。

(中略)

4歳ぐらいの女の子の例をあげたいと思います。
女の子は、祖母と二人だけで別荘に残っていました。
庭には池があって噴水が出るようになっていましたが、女の子はその
蛇口を開けたくて仕方がないように見えました。
蛇口を開けようと手を伸ばすのですが、引っ込めてしまいます。
祖母が「開けてごらん」と励ますと、女の子は「だめ、乳母がいけないといったの」
と答えました。

そこで祖母は女の子を説得しようとしました。
祖母自身が蛇口を開けることをはっきりと承認し、それが自分たちの別荘にある
ことを考えさせました。

その女の子は満足して喜び、何よりも噴水を見るという
望みがかなってにこにこしました。

普通の顔・女の子3・ボブカット・カラー

でも、腕を伸ばして手を蛇口のそばまで持っていくのですが、
蛇口を開けずに引っ込めてしまいました。
この、その場にいない乳母のはるか以前の禁止命令は、子どもに対して
たいへん強い力を持っていたので、隣にいる人の説得も以前のその命令に対しては
何ら効果をあげられなかったのでした。

・・・・・・・・・・・・・・

【 自分で自分の行動を決めて、自分で行動する 】

自分で自分自身の行動を意志の力でコントロールすること
これが幼児期の子どもに課せられた課題です。

大人の言葉。

たとえその場にいなかったとしても
それが過去の言葉であっても

それに忠実に従おうとする子どもの性質によって

大人が子どもを容易にコントロールできてしまう
こともあるのだと

背筋が凍る思いがしました。

子どもに絶大なる影響を与える母親として

特に禁止命令の発言については
「慎重に」しようと心新たに思いました。

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3 件のコメント »

  1. 1

    nakiyasu さんのコメント,

    2008年5月25日 @ 11:42:52

    >その場にいない乳母の
    >はるか以前の禁止命令は、
    >子どもに対して
    >たいへん強い力を持っていたので、
    >隣にいる人の説得も以前のその命令に
    >対しては
    >何ら効果をあげられなかったのでした。

     胸が痛くなりました。
     また、自分の子ども達への言葉を思い起こし、
     安易に、その場の軽い気持ちや
     周りとの関係を重視して
     禁止命令を出さぬように。
     本当にいけないの?
     と、自問自答し「慎重に」を心がけたいと思います。
     
     yukikoさん、ありがとうございました。
     

  2. 2

    きだっち さんのコメント,

    2008年5月28日 @ 6:38:21

    はじめまして。
    5歳男児と2歳女児の母です。ワーキングマザーのため、ちょっとサボりがちですが、子育てしながら3年前からお家deモンテをしています。

    禁止命令の効果…この部分、私も読みました。大人の子どもへの対応を考えさせられますね…。

    息子は普通の園なので先生方がほぼ毎日頻繁に禁止命令を出しています。そういうやんちゃっ子が多いから分かるのですが、先生方の未熟さもあるでしょう。

    そして当然、未熟な母親である私も、ついついほぼ毎日なにかと「ダメ」と言ってしまいます。基本はモンテなので、子ども達の自由意思と自立を認めていても、自分にゆとりが無くなるとダメですね~。

    怒る時も論理立てて理由を言うようにしていますが、息子が理屈っぽくなってしまいました。息子が娘に怒る時の態度を見て、我ら両親の「提示」の大失敗を痛感しています(苦笑)。

    また、本当に怒った時は感情的になってしまいます(反省)。「何度言ったら分かるわけ?」と言うことも多く…大反省です。

    ただ、出来るだけさっさと切り上げること、本人の考えを聞くようにすること、人格は否定しないことだけは意識しています。

    モンテッソーリは、「大人とは思考や行動様式も違う子ども」の姿を教えてくれた人だと思うのです。異文化理解に近いような…そんな気がする日々の子育てです。

    こちらのブログ、バランス良く読みやすくていいですね。私もこういう風に書きたいなー。
    これからも時々拝見させてくださいね。よろしくお願いします。

  3. 3

    yukiko さんのコメント,

    2008年5月28日 @ 14:21:10

    きだっちさんへ

    >本当に怒った時は感情的になってしまいます(反省)

    そうですね。
    親といえども人間ですから、さもありなんです。

    >ただ、出来るだけさっさと切り上げること、
    >本人の考えを聞くようにすること、
    >人格は否定しないことだけは意識しています。

    すばらしいです^^
    子どもも自分の考えを聞いてもらえたら、
    それだけで目の前が開けた感じがするかも知れませんね。

    うちの長女9歳は10歳を前に、自立・自律の時期を迎えています。
    帰宅後の過ごし方(宿題・家の仕事(手伝い)をいつするのか等々)
    について、母である私との意見が合わずに
    口論をしばらく続けていましたが

    ある時ふと、私は
    「私自身の時間軸上で彼女が行動するのがすばらしいこと」
    としていたのだと気付きました。

    主人とも交えて話をし、一昨日から彼女の意志を尊重し
    「宿題をいつするのか」に関しては一切口出しをしないようにしました。

    うまくいっています。
    大変だった日々がなんだったんだろう~と
    拍子抜けするほどです(笑)

    「アドバイス」なのか
    「おせっかい(必要ないもの)」なのか。

    子どもの考えを聴くこと
    大人からすると幼い、理屈の通らない場合であっても
    本人の意志を尊重することの大切さを
    感じました。

    きだっちさんのHP拝見しました。
    自宅でのモンテ実践。
    お仕事との両立。
    私も見習いたいと思います。
    今後ともよろしくお願いします♪

    yukiko

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