おもちゃ遊びや空想は子どもを伸ばさない!?
土曜担当Yukikoです。
私は、相良敦子先生の本が大好き!で著書は全部購入させていただいている。
友人に子どもが出来たと聞けば
「幼児期には2度チャンスがある 講談社」をプレゼントし、
「ママ、ひとりでするのを手伝ってね! 講談社」を貸したりしていた。
今は、相良先生の本を離れて
モンテッソーリ先生が書かれた著書を読み進めている。
独特の言い回しにちょっと「クラ(@@;)」とめまいしたりもするが、
「ほぉ~!そうか~!」とすごい発見もあったりして
なかなかおもしろい。
読み進めた中から一つ・・・
『おもちゃ遊び』について一説をみてみよう。
書籍 「子どもの発見」
(マリア・モンテッソーリ著 中村 勇訳
日本モンテッソーリ教育綜合研究所 発行 2003年 )から。
・・・・・・・・・・P182より(抜粋&要約)・・・・・・・・・
(大人が子どもの代わりにやってしまったり、環境に活動の動機が欠けていたりしたために)
人格が統合されないと、精神的なエネルギーと運動の両者は、別々に発達せざるをえず、
そのために「分裂した人間」が生まれます。(中略)
精神的なエネルギーは、まず最初にその対象を失って空回りするので、あいまいな混沌におちいります。
運動するという経験によって形成されるはずだった知性は、空想に逃避します。(中略)
いっぽう大人は、これらの活発で無秩序な子どもたちのむちゃくちゃな行動を罰したり、
忍耐の美徳を発揮して耐えたりしますが、
子どもたちの空想力を幼児の知性の豊かな創造性とか
想像力とか解釈して、感嘆したり奨励したりします。(中略)
実際に、子どもの空想力は、どんなものでも利用します。
精神の空想的な妄想に明かりをともす電気のスイッチとして利用するかのようです。
ボタンはウマになり、肘かけ椅子は玉座に、鉛筆は飛行機になります。
このことからでも、子どもたちにおもちゃをあたえる理由が分かります。
おもちゃで遊ぶことは実際に活動することですが、錯覚をあたえます。
おもちゃは現実の不毛で不完全なイメージにすぎません。実際におもちゃは役立たない環境の
代表のように見えます。まさに空想のなかをさまよっている精神への贈り物です。(中略)
こうしてさまよっていた好奇心は、認識を獲得するための力になります。精神分析学は空想と遊びには異常な側面があることを認め、それらを明白に説明して「精神的な逃避」の一種と位置づけました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまで読んでみて
「なぬ?精神的逃避だ~?」
「おもちゃで空想力を発揮することは【子どもの知性を伸ばす】んじゃないの~?」
とびっくりした方もいるかも。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
空想力が豊かだといわれる多くの大人は、ほんとうはただ環境に対する意識がぼんやりとしているだけで
感覚器官に感じられる事実のみに触れているだけにすぎません。空想家だといわれる人々は秩序立っていません。
星の光、色彩、花々、風景、音楽などに容易に感嘆します。
生活上のことがらに対しても小説に対するのと同じようにセンチメンタルです。(中略)
星々をおもしろいと思っても、天文学的な知識を入手するためにその注意力を割くことはまったくないでしょう。
空想家といわれる人々は芸術的な傾向を持っています。しかし、彼らから芸術作品が生まれることはありません。
彼らには、技術的に掘り下げることができないからです。彼らは一般に、自分の手を何に使うのか知りません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
モンテッソーリ教育ってすごいな と思うのは
一般の子ども・幼児教育での常識をものともせずに
子どもを観察することで得た、子ども観からドンドン意見を言っている点である。
結果からみて、ものを言ってるところがすばらしい!
実際、おもちゃによって子どもの知性がどれだけ伸びたかってことは測定もされてないだろうし
知る由もないんだけど
モンテッソーリ教育で育った人の特徴はモンテッソーリ教育の書籍を紐解けば
どんどん出てくる。
端的にいえば「世に役立つ人」になってるという感じ。
空想力がすごくても、現実と乖離していたらNGだし。
空想力を活かして想像しても、ものごとを0から創造していくには、知性が必要。
空想・ファンタジーで子どもが一見楽しそうにしているからといって
本当にそれが子どものためになるのか。
本当にそれを子どもが心底望んでいるのか。
本当にそれが子どもを伸ばすのか。
また一概に「おもちゃ=だめっ!」っていうのもどうか~とも思う。
おもちゃにもいろんなタイプのものがある。
テレビゲームなどは論外だが、
日本製のプラスチック製のものは3ヶ月くらいの耐久性のものがほとんどらしい。
無意味にキャラクターがついてたりするし(ついてると売れるからだと思うけど)
それと比較すると
ヨーロッパのおもちゃの方が子どもの育ちに関して配慮があるように思う。
(このあたりは「子育てにおもちゃを 樋口正春著 エイデル研究所」に詳しい。)
【おまけ*先日の長女】
小学校の遠足が先週ありました。長女9歳は、遠足の弁当を自分で作りました。
(ついでに弟の分も)
朝早くおきて弁当作らなくてもOKな日が来ることを目指して
幼いころの長女に台所に入らせておいて良かった~^^ と今、思います^^
今の行動が10年後を創ります。
ぐちゃぐちゃ2歳児も7歳ごろには立派に料理します。
小さな子どものお母さん、お父さんたち! ファイトォ~♪
★『お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』
~おすすめの本~
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tama さんのコメント,
2008年4月29日 @ 19:58:28
yukikoさん、はじめまして。
私は相良さんの「幼児期には2度チャンスがある」を読んでモンテに興味をもちました。
そして、モンテッソーリ女史の本を読んでみたのですが・・・む、難しい(汗)。
モンテッソーリの体系だった考え方や理論を知りたいのですが、読んでも読んでも???
途中で読むのをやめちゃいました~
娘さん、お弁当を作っていったのですね!まさに理想です!
わが子は5歳なんですが、お料理をチョコチョコ手伝ってもらっています。
春休みには「焼きソバ作るのやりたい」という娘の言葉をうけて、毎日夕食は焼きソバに。
ハラハラドキドキ、毎回どっと疲れました。
まだまだ、材料の量の目安や、1人で全部こなすのは難しいようです。
でも、9歳になったらyukikoさんの娘さんのように出来るようになってるかも!!
なんだか、うれしくてコメントさせていただきました。
nakiyasu さんのコメント,
2008年4月29日 @ 21:52:21
yukikoさん tamaさん
相良先生の導入的な本のあとに読むなら、少し厚いのですが、「モンテソーリの発見」なんてどうでしょうか?無理なく読めるな!と思いました。
yukikoさんどう思います?
それから、我が家は娘が2歳の時からテレビが無いのですが、最近はやっているのはクロスワードパズルです。辞書をひいたり、図鑑で調べたり楽しいです。トランプもよくしますが、これらは、おもちゃ代わり?テレビ代わり??かな。
そうそう、6才になる娘は時々朝早く起きるとサラダを作ってくれたりします。(私が寝ている間に、、、、、、!)2歳ぐらいから包丁を使ってきているので包丁は一人でも使ってよいことになっています。
ここまでくるのには、包丁のおき場所の配慮、使い方の指導(提示!?)、包丁を使ったお手伝い、お料理作り、など積み重ねてきました。とにかく、やりたいと言われた時には、優先してあげるようにしました。
tamaさんのお子さんのように「00作りたい!」と言われることは、まだありませんが、心の準備をしておきたいと思います。
お弁当は、毎日詰めているのだけど、そろそろ自分で作ったものをれる機会をつくろうかしら!yukikoさんの娘さんのように、弟のお弁当も作るようになってくれると感動しそうです。導入として、yukikoさんの娘さんの話を我が娘にしてみまーす。長々、失礼しました。
tama さんのコメント,
2008年4月30日 @ 11:21:50
nakiyasuさん、はじめまして~
きゃー、マリーア・モンテッソーリの「子どもの発見」わが家にあります。
そして・・・読んでない。
野村緑さんの「おかあさんのモンテッソーリ」という幼稚園での具体例が載った本を読んでとりあえずモンテに関しては「こんな感じなんだー」って理解に落ち着いています。
子どもの発見は購入したものの、分厚くて古臭そうで(モンテッソーリさんごめんなさい)読んでませんでした。
が、手元にあるわけですから、これを機会に読んでみます。
ありがとうございますぅ。
nakiyasuさんの娘さんは、朝起きたらサラダかー
きゃーきゃーきゃー、ステキすぎだわ。
私は自分が気がつきもしないし、やりもしないけど、子どもがそうなったらいいなぁなんて、虫のいいことを考えています。
子どもに寄り添って、子どもの目線に立つ。。。
母は毎日、子ども学!?を学んでる気分です。
yukiko さんのコメント,
2008年4月30日 @ 22:10:13
tamaさん、はじめまして&コメントありがとうございます。
>私は相良さんの「幼児期には2度チャンスがある」を読んでモンテに興味をもちました。
私もです~♪「幼児期には2度チャンスがある」はすばらしい!
他のも含めて、相良先生の本を読み返してみて
モンテッソーリ女史のあの言い回しを
うまい表現に変換しておられ、非常にスムーズに読み進められる内容に
なってるなぁ~と感心しています。
私としては、相良先生の著書にも記述されていなくて、おもしろ&ためになる部分をお伝えする意図で、モンテッソーリ女史の本を読み進めています♪
>途中で読むのをやめちゃいました~
お気持ち、非常~~~に良く分かります(^^)/
>春休みには「焼きソバ作るのやりたい」という娘の言葉をうけて、
>毎日夕食は焼きソバにハラハラドキドキ、毎回どっと疲れました。
う~~ん!分かります!
毎日、夕食の焼そばに付き合われたあなた&ご家族の皆様に脱帽!
なんといっても、子どもの料理には「気疲れ」しますよね。
そこを乗り切ったんですから、もう前途洋々ですね(^^)
>まだまだ、材料の量の目安や、1人で全部こなすのは難しいようです。
>でも、9歳になったらyukikoさんの娘さんのように出来るようになってる
>かも!!
何事も経験あるのみ。
この調子で行けば、tamaさんの娘さんはおいしい料理を作ってくださる
ことになるでしょう♪
私の経験から一言添えるならば、後片付けも含めて子どもに1人称で
やるように、最初からしておくと良いかも。
うちは後片付けがまるでできてません。
9歳になっちゃうと、口がすっぱくして言って、しぶしぶやる・・・
ってな感じになります。
ぜひ入学前までに「料理は片付けるところまで」を実践させてみては
いかがでしょう。
mari さんのコメント,
2008年4月30日 @ 22:16:46
nakiyasuさん、tamaさんへ:
水曜ブログ担当のmariです。横からごめんなさい。気になったもので。
nakiyasuさんがお勧めの本は、EMスタンディング著の「モンテソーリの発見」で、tamaさんが持っている本は、マリア・モンテッソーリ著の「子どもの発見」で、本が違うと思いますぅ~!
「モンテソーリの発見」は素晴らしい本だと思いますが、専門書寄りで、600頁以上あって分厚くて気合が必要だと私は思います。そして「子どもの発見」に限らずモンテッソーリ女史の本は確かに言い回しなどが難解ですね。
お勧めしたい本については、今後情報を順次発信していきたいと企画しています。少々お待ち下さいませ。
yukiko さんのコメント,
2008年4月30日 @ 22:19:48
nakiyasuさんへ
朝のサラダですか~!本当に素敵ですね^^
朝の弁当は作りますが、朝ごはんは作ってくれないですね~(笑)
娘はサラダのドレッシング作りが得意です。
娘は、生まれたときから舌が肥えていて
・離乳食は受け付けない!(味が薄すぎたのか。。。)
・離乳食が終わっても、なかなか受け付けない(私の味付けが気に入らないのかっ!(涙))
・本人がおいしいと思わないと食べない!(ただただ涙・・・)
などなど、ここまでにかなりの苦労があったのですが、
(「なんでも食べる」を意識して食べるようになったのは5歳くらいからかな~。それまでは大変でした。。。)
舌が超えている分、味付けはめっちゃおいしいです。
サラダのドレッシングも
「油」「酢」「塩」「こしょう」「しょうゆ」「さとう」を
自分の舌だけでおいしく作ってくれます。
苦労の後には、良いことが待っているんですなー。
と妙に納得している私でした。