子どもは大人とは違う <その1>
ご無沙汰してます。yukiko です。
水曜日を担当していましたが、今日から土曜日にお引越しです。
今後しばらくの間、モンテッソーリ女史の書籍をひもといていくことにします。
では早速本題に。
書籍 「子どもの発見」
(マリア・モンテッソーリ著 中村 勇訳
日本モンテッソーリ教育綜合研究所 発行 2003年 )から。
・・・・・・・・・・P367より(抜粋&要約)・・・・・・・・・
庭園で空の小さなバケツとスコップをもって、砂利を集めてバケツに入れようとしていた1歳半の男の子。
乳母は優しくその様子をみていましたが、家に帰る時刻になると、子どもにく帰るように、辛抱強く何度も言い聞かせました。
しかし子どもは強情を張って、乳母のいうことを聞きません。
そこで、乳母は自分でバケツに小石を入れました。
それで子どもが満足したと信じて、バケツと一緒に子どもを乳母車に乗せました。
子どもは大声を上げました。
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どうですか?
公園やデパートなど、そこここで見聞きする光景ですよね。
この光景から、モンテッソーリはこんなことを見抜いて、伝えてくれています。
また本からの抜粋に戻りましょう。
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私は(モンテッソーリ女史は)、子どもの顔に表れた暴力と不当な仕打ちに対する講義の表情に心を打たれました。
子どもについてのこのように単純なエピソードは世界中の子どもたち、最良でもっとも愛されている子どもたち起こることのひとつの例です。
子どもたちは理解されていません。大人が自分の基準で判断するからです。
(子どもは)
いくら立派でも、服を着せてもらった自分の姿を見るよりも、自分で服を着ることを好みます。
清潔だと感じる幸せよりも、自分で洗う行為を好みます。
家を所有するよりも、それを建てることを好みます。
さきほどの1歳半の男の子のエピソード。
あの子は
・「自分の意志による運動の調整」をしようとしていました。
・「距離を測る目」を訓練しようとしていました。
・バケツをいっぱいにするという仕事にかかわる思考によって知性を訓練しようとしました。
・いくつかの行動を決定することによって自分の意志を一定の方向に向けようとしていました。
ところが、あの子を愛する者が、あの子の目的は「小石を手に入れることだ」と信じて、あの子を不幸にしたのです。
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子どもが何かをしたがっている。
たとえば、コップに水を注ぎたかっている。
それをみて、私たち大人は「コップを水に注ぎたいのね!」と子どもの行動の目的をみています。
だから、子どもが失敗しそうになると、代わってやってあげます。
すると、子どもから抗議の声があがります(たいていは、泣き声ですけど^^;)
どうして、こんなことになるのか
それは、子どもの行動の目的を『大人が自分の基準で判断する』からです。
子どもの行動の目的は大人とは違っていることが往々にしてあります。
砂利をバケツに入れるという、ありふれた行為の中に
あれほどたくさんの目的、そして、大人が思いもよらないような目的をもった行動だとしたら・・・。
子どもは大人とは違う存在です。
子どもは毎日、自分を創ることに一生懸命です。
大人である私は忙しく、ただ効率の良さを優先するペースから少し降りて
子どもに接しようと、心に決めたyukikoでした(^^)
【おまけ*今日のはるたん】
お母さんが殻つきピーナッツをむいていました。
すると
はるたん(2歳2ヶ月)がやってきて「わたしもする~」と言いました。
お母さんが殻をいったん指で押しつぶし、剥きやすくしてあげると
はるたんは喜んで
一人で、ピーナッツを取り出していました。
15分くらいでしょうか?
黙って、集中して・・・50個くらい取り出せました。
むきながら、2~3つぶ食べてました。
あとはお母さんにくれました。
やっぱり
2歳2ヶ月のあなたは、「剥きたかったのね!」
小2のお兄ちゃんは、生活科の教科書を持ってきて「これ、みて!ゆでたらおいしいって書いてある」と鍋に湯をわかし、ピーナツを湯がきました。
それは、本当は多分、生のピーナツの料理法だと思うんだけど・・・。
本人は「おいしい!」としっかり全部食べていました。
やっぱり
7歳のあなたは「食べたかったのね!」







yasuko さんのコメント,
2008年4月20日 @ 13:51:10
大人である私は忙しく、ただ効率の良さを優先するペースから少し降りて
子どもに接しようと、心に決めたyukikoでした(^^)
→本のご紹介ありがとうございます。
大人の「効率的な時間」を子どもの為だと言って、無理やり押し 付けないように、毎日意識したいなと思いました。
だって、忙しい時についつい忘れてしまいそうだからです。
のら犬 さんのコメント,
2008年4月21日 @ 9:14:14
子どもの目線の先にあるものを読む・・・んですね。
つい先回りして言ってしまったり、
気を利かせているつもりでやってあげてしまったり、
自分では気づかずにいろいろ子どもの邪魔をしているかもしれません。
毎日意識していきたいと思います。
はるたんとおにいちゃんの違い、面白かったです!
うららか さんのコメント,
2008年4月21日 @ 22:12:33
娘が1歳の頃、小さなボウロを指でひとつひとつつまんでは口に入れていたことを思い出します。そういえば、そのあとの時期には、ぬいぐるみにかすかについている毛玉を指でいじっていたのも思い出しました。
その頃には眺めていただけでしたが、娘にとっては指の動きを鍛える敏感期だったのですね・・・。
本当にyukikoさんのおっしゃる通り、子どもがつまづいているのを見ると、ついつい声を掛けてしまいます。(いまだに)
それを母の忍耐だと思わず、子どもの成長を見守っていると考えるよう、明日も頑張ります。ありがとうございました。