5歳の子どもと着物パーティへ
友人が、六本木にお着物のお店をオープンします。
そのレセプションパーティに、5歳の娘と共に伺うことにしました。
今回のお出かけのテーマは5つです。
1◆公共の場所でのフォーマルウェアでの立ち振る舞い
お気に入りのドレスに気を配りながら、行動する。
母が立ち振る舞いを見せて、こっそり、なぜそのような振る舞いをしたか、
簡潔に伝える。「なぜだと思う?」と聞くのも良いかもしれません。
2◆目上の方へのご挨拶
母が、まず見せる。
パーティなので、いろんな方々に何度も挨拶ができるチャンスがあり、娘の試行錯誤を私もゆったり見守れます。
3◆お祝いの表現
今回のパーティの主旨を話し、彼女の言葉で話すチャンスを作りました。母が言って欲しい内容に、決して矯正(強制?)してはいけません。
4◆立食のマナー
子どもには、魅力的な食べ物がどっさり。
しかし、メインは食べることではないので、軽食を済ませて会場入りし、
普段家庭では食べられないものを娘と相談しながら母が選び、デザートは子どもに選んでもらいました。(このあたりは、どういう方法が良いかは、各家庭の考えですね。ただ、チャンスがあればいろんな食べ物を食べておくのは良いと思います。食わず嫌いにならないためにも。「これ、何が入っているのかな?」「どんな味かな?」と話しながら)
取り分けは、大人がやるべきでしょう。子どもは家庭では見慣れない大きなスプーン等を使いたがると思いますが、モンテソーリ的な考え方である‘子どもの使いやすいサイズ、高さ’に設置されていることはまず無いでしょうから。ここで、説明してもまだ「やるやる!」と騒ぐことが想像される場合は、まだパーティは早いですね。
これは、年齢ではなく経験だと思います。モンテッソーリ園では、1つの教室に1組の教具しかなく、それを順番に使い譲り合うことを学びます。「自分もやりたいけど順番を待ち、我慢する」という我慢の訓練でもあります。パーティーでは、順番を待つという場面ではないですが、
自分にはまだ大きなスプーンは使えず、ここは練習する場所ではない
ということを、認識させ欲求を我慢してもらいます。
そのことを‘大きくて触ってみたいなと思うスプーン’を目にする前に、確認しておくことも大切かもしれません。もし、どうしてもやりたいと言ったら、後日、家で工作して真似てみる機会を作ってもよいかもしれません。
5◆着物の鑑賞
今回の一番の目的は、これです。
春は、おしゃれをする機会が多いです。お着物を着ている方にお会いすることも多く、娘は着物に興味深々。
私自身、着物が大好きですが、なるべく娘に着物を見せてあげたいと思っております。彼女は、この春、はかま姿で卒業された年長さんを見て、
「私もお着物を卒業式に着たい。」と話してました。好み、希望を口にするようになれば、彼女も立派な着物好きです。
さて、モンテッソーリ教育には、文化教育という分野があります。
モンテッソーリ女史は、文化の種は蒔けば蒔くほど良い。とおっしゃっていらっしゃいます。
文化教育は、植物、動物、歴史、宗教、音楽、美術、地質、地理、体育、など、、、と楽しいことでいっぱいです。
着物は、日本の文化・習慣を知るためにとても良いものだと思います。
まず、
イ)自分が着物を着る前の準備の時に、それぞれの名前を教える。
ロ)選んだ着物などの色を一緒に見て、組み合わせを考える
ハ)着付けを見せる
ということをしました。
娘は、モンテッソーリ園で帯紐の結び方のお仕事をしたらしく、
「私にやらせて欲しい」と言っておりました。
色とりどりの帯紐でお仕事をしていました。
ここでは、ロ)に時間を使い、たくさんの色を紹介しました。日本には、素敵な名前の色が沢山あります。また、それが着物の楽しみでもあります。
日本の色本も多種創刊されているので、図書館で是非探してみてください。
この時期、お出かけしながら、子どもに、たくさんの興味の‘種子’を蒔きたいですね。
そうそう、大人のパーティに子どもと共にいく場合は、会場に子ども連れでも良いかの確認をお忘れなく。
もちろん、19時からはじまるパーティでしたので、20時には夫と共に娘は帰宅しました。私は、素敵な着物に包まれながら久しぶりに学生時代の話に花を咲かせました。



















