日常生活の練習
ティッシュペーパーを次から次へとひっぱりだしたり、洗濯ばさみをはずして洗濯物を落としたり…。大人にとって困る“いたずら”も、手の動きを獲得したい子どもの発達の要求であり、子どもの飛躍・成長のチャンス。ここに載せたのはほんの一例で、日常生活のあらゆるところに教材と練習のチャンスはころがってます。運動の敏感期にいる子どもにとって、お手伝いは立派な日常生活の練習です。
■日常生活の練習の分類と例
・基本運動: 座る、立つ、歩く、めくる、ひっぱる、折る、注ぐ、貼る、縫う、結ぶ、切る、絞る、拭く、ドアの開閉、編む、ねじる、組む、攪拌する、積み重ねる、糸を巻く、穴に通す、ぜんまいを巻く、ゴマをする、打つ、はめる、すくう、水を撒く、等 (主に動詞ひとつ)
・自己への配慮: 鏡を見る、衣服の着脱、靴の脱ぎ履き、鼻をかむ、歯を磨く、爪を切る、手を洗う、ボタンを留める、チャックの上げ下げ、ベルトの尾錠開閉、服をたたむ・広げる、髪をとかす、傘の開閉、お風呂に入る、三つ編み等
・環境への配慮: 道具の運び方・置き方、机の拭き方、掃除の仕方、アイロンのかけ方、食器洗い、野菜の皮むき、動植物の世話、食卓の用意、米とぎ、靴を磨く、等
・社交的な振る舞い:挨拶の仕方、咳・くしゃみ・あくびの仕方、先の尖った物の渡し方、戸の開閉、作業の観察の仕方、先生との接し方、お茶やコーヒーの出し方、訪問の仕方、交通ルール、病気の子への接し方、席の勧め方、順番の待ち方等
・運動の調整: 静寂練習、線上歩行







